FXをやっている方なら月に一回、誰でも注目するビッグイベントがありますよね。
そう、アメリカが毎月発表する「雇用統計」です。
はっきり言って、雇用統計が発表される瞬間は相場が非常に荒れます。
数分間の間に、50pipsくらい動くことだってありますね。
FXをやっている方なら、こんな大チャンスを逃す手は無いでしょう。
うまく行けば、日頃のトレードなんかよりもよっぽど稼ぐことが出来ます。
予め用意する資金にもよりますが、数分で何十万円と稼ぐのも夢ではありません。
雇用統計で25万の利益‼️
これだからFXはやめられない#FX #雇用統計 #ユーロドル #爆益 pic.twitter.com/W1iuz3GM34— 富豪なり金 (@ZDZhCM2YFECbBIN) 2019年1月4日
「でも、相場が荒れるってことはトレードに失敗したら大損するんでしょ?」
と思う方も多いでしょう。
確かにその通りです。
しかし立ち回り次第によっては、そのリスクだって最小限に抑えることが出来ます。
FXにおいて、利益とリスクの両方を考えることは非常に重要です。
そこで今回は、そもそも雇用統計とは何なのか、そして雇用統計ではどのようにして立ち回ればよいのかということを解説していきたいと思います。
そもそも雇用統計とは?
「月に1度、相場が激しく動くお祭りの事」、そんな風に考えている方も多いのではないでしょうか。
正直、FXをするにあたってはそのくらいの認識でも問題ありません。
雇用統計が発表される日は、Twitterや2ch(今は5ch)も騒がしいです。

まさにお祭り騒ぎですね。
ただ一応、雇用統計がどんなものなのかというのを知っておくのも悪くはありません。
簡単に言うと雇用統計とは、
・非農業部門雇用者数
・農業部門雇用者数
・失業率
の3つの指標を総合したものですね。
雇用統計がここまでお祭り騒ぎになる理由は、これらの指標がアメリカの景気に大きな影響を及ぼすからです。
雇用者数が多く失業率が低ければ、働いている人が多いのですから景気は当然良くなりますし、その逆なら景気は悪くなります。
アメリカの景気が良くなれば、ドルの買い注文が殺到してドル高となり、景気が悪くなれば、売り注文が殺到してドル安になるというわけですね。
実際、雇用統計が発表されるとどれくらい相場は動くの?
では雇用統計が発表された時、実際にどれくらい相場が動くのかを過去のデータから見ていきましょう。
| 発表時期 | 変動幅 |
| 2017年9月 | 60pips |
| 2017年10月 | 50pips |
| 2017年11月 | 48pips |
| 2017年12月 | 37pips |
| 2018年1月 | 29pips |
| 2018年2月 | 60pips |
普段じゃ中々ないくらいの変動幅ですよね。
しかも、ほんの10分足らずでこれだけ変動するわけですから。
これだけの変動幅を上手に取ることが出来れば、相当の利益が得られますね。
じゃあ、雇用統計の結果を予想すれば良い?
「今までの話を聞いていると、雇用統計の結果を予想すれば儲かるのでは?」もしくは「雇用統計の結果を最速で知ることが出来れば儲かるのでは?」と思う人も多いでしょう。
確かに、それも間違ってはいないかもしれませんが非常に難しいです。
一般人である私達が出来るような予想は多くのトレーダー達も出来るでしょうし、最速で雇用統計の結果を知るのも難しいでしょう。
では、どうすればよいのか?
相場が上に振れても下に振れても、そこそこの勝率が期待できる方法を考えればよいのです。
【雇用統計の戦略】売り注文と買い注文を両方入れておけば良い
一番簡単なのは、雇用統計発表直前に売り注文と買い注文を両方入れておくことです。
以下のチャートを見ればわかると思うのですが、雇用統計の直前は値動きがほとんどありません。

雇用統計に備えて、多くの人がトレードを避けるからでしょう。
なので価格がウロウロしている間に、売り注文と買い注文を少し離れてところに入れておけばいいのです。

上のチャートのような場合なら、雇用統計発表の直前に売り注文と買い注文を入れておきます。
買い注文、売り注文をそれぞれ何pips離して置いておくかは人によりますが、僕は15~30pipsで十分だと思います。
pipsを小さくすればリスクは大きくなりますが、その分利益も大きくなりますし、pipsを大きくすればリスクは小さくなりますが、利益は小さくなります。
例えば、2018年1月の雇用統計の場合は変動幅が29pipsだったので、売り注文と買い注文を30pips離して置いた場合は注文は通りませんね。
15pipsにしておけば、注文は通ります。
その辺は、どの程度までリスクを許せるかによって調節してみて下さい。
この戦略は雇用統計で上手くいくの?
一見、上の作戦は完璧なもののように思われますが、これでも全てがうまくいくとは限りません。
なぜなら、雇用統計が発表された瞬間は注文が殺到するので思った通りに注文が通らないからです。
作戦がうまく行って50pips抜けたとしても、実際に利益となるのは30~40pipsくらいになってしまうことが多いですね。
これらの原因はスリッページやリクオート、あとはスプレッドの広さによるものです。

雇用統計が発表される時のように、大量の注文が殺到するような時には思い通りに注文が通ることは、まずありません。
どんなFX業者を利用したとしても、多少のスリッページは仕方ないでしょう。
だからこそ、できるだけ約定力が高いFX業者を選ぶことが重要なのです。
雇用統計の時にはXMを利用するのがオススメ
雇用統計のように相場が荒れる時に、僕がオススメするFX業者はXM(XMTrading)です。
XMは、海外のFX業者ですね。
何でわざわざ海外のFX業者を利用することをオススメするのかというと、XMには以下のような利点があるからです。
✓追証が無い
✓約定力が高い
✓レバレッジを高く設定できる
一つずつ説明していきましょう。
追証が無い

相場が荒れる時に海外FXを利用するのをオススメする1番の理由は、海外のFX業者の多くは追証が無いからです。
追証が無いということは、言い換えれば口座の残高がマイナスになることは無いということです。
残高がゼロになった段階で強制決済が行われるということですね。
つまり、どんなにトレードに失敗したとしてもFX業者に預けた資金がゼロになるだけということです。
これは、非常に重要なことだと僕は思います。
先程説明した売り注文と買い注文を両方入れておく戦法なら、そこそこの勝率は期待出来ますが、それでも必ず勝てるというわけではありません。
雇用統計のような相場が荒れる場面では、もしかしたら想像していなかった不足の事態が起こる可能性だって十分にあります。
もしも、そのような不測の事態が起こった場合に、追証無しのFX業者を使っていれば口座残高がゼロになるだけで済みますが、追証ありの業者を使っていた場合は口座残高がマイナスになる覚悟もしなければいけないということです。
簡単に言ってしまえば借金を負うような事態になってしまう可能性もあるということです。
そして、残念なことに国内FX業者の大半は追証ありです。
トレードに失敗した場合、国内のFX業者を利用していた場合、大損も覚悟しなければいけないということですね。
しかしXMは追証無しと明言しているので、そのような事態に陥ることはありません。

公式Q&Aにもはっきりと書いてあります。

実際、2015年に起こったスイスフランの歴史的大暴落の時もXMは、口座残高のマイナスをすぐにゼロへリセットしました。

一方でこの時、国内FX業者を利用していた人たちの中には大損をした人が大勢います。
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追証無しの有り難さがよく分かるでしょう。
これが、僕が海外のFX業者(特にXM)を利用することをオススメする1番の理由です。
約定力が高い
追証が無いということの次に重要となるのが、約定力の高さですね。
先程も説明した通り、雇用統計発表時にスリッページが全く発生しない業者はありませんが、それでも出来る限りスリッページが起こりにくい業者を選ぶことは非常に重要です。
では海外FX業者の中で最も約定力が高いのはどこか?
これまで僕は、いくつもの海外FX業者を利用してきましたが、XMが一番だと思います。
国内のFX業者で取引している場合、ひどい時だと約定拒否されることもありますが、XMは約定拒否をしない事を明言しています。

また、注文が通るスピードもかなり速いです。
確かに雇用統計が発表された直後は少し注文が通りにくいですが、それでも僕の感覚だと国内の業者よりは速いですね。
これは、XMがサーバーの整備にかなり力を入れているからです。
100万人以上の人々が利用している大手FX業者XMの名は伊達ではありませんね。
レバレッジを高く設定できる

3つ目の利点は、国内業者よりも遥かに高いレバレッジを設定することが可能だということです。
国内の業者は、法律によってレバレッジの上限が25倍までと定められています。
もうすぐ10倍に上限を引き下げるという話もありますね(2018年12月追記:とりあえず10倍への引き下げは回避されたようです。しかし今後、いつこの話が蒸し返されるかは分かりませんね)。
国内証券会社のレバレッジがまた規制かかりそう。10倍までになるかもってさ。
単純にロスカット増えるだけだろうし、それなら普通に海外口座使うわな。
破産する人間減らしたいなら、まずゼロカット導入すべき。— 榊原yes政 (@sakakivala) 2017年12月21日
一方、海外のFX業者にはそのような縛りはありません。
XMの場合、レバレッジを最大で888倍まで設定出来ます。
高いレバレッジを設定出来るということは、少額の資金で大きな利益を得ることだって可能ということです。
レバレッジ25倍とレバレッジ800倍の場合では、単純計算で32倍も利益が変わってきますからね。
もちろん、レバレッジを高く設定すれば設定するほど、ほんのちょっとの値動きでロスカットされるリスクもあります。
しかし追証のない海外のFX業者ならば、そのような思い切った勝負を仕掛けることだって可能ですよ。
最悪、資産がゼロになるだけですからね。
レバレッジの上限が国内業者よりも上だということは、その分だけトレードの選択肢も増えるということです。
もちろん、海外のFX業者を私達日本人が利用することは違法でも何でもないので安心して下さい。
雇用統計で勝つならXMを利用すべし!
以上の3つの理由より、僕は国内FX業者で取引をするよりも、海外のFX業者であるXMで取引することをオススメします。
実際僕は、雇用統計の際は必ずXMを使うようにしています(というより、普段の取引でもXMを利用しています)。
XMはサイト、サポート共に日本語に対応しているので、英語が苦手な人でも大丈夫です。
以下の記事でXMのメリット・デメリットを共により詳しく解説しているので、興味のある方は、ぜひ読んでみて下さい。
XMの口座開設方法は、以下の記事を参考にしてみて下さい。


