皆さんこんにちは。
皆さんは、タブレット持ってますか?
僕は持ってます。Androidタブレットの「Qua tab 02」です。
(Qua tab 02のレビュー記事はこちら)
webサーフィンは快適だし、電子書籍もなんの問題も無く読むことができ、大変満足しています。
ただ、僕がこのタブレットを買った理由って、iPadが高かったからなんですよね。iPad Pro(10.5インチ)の値段を見てみてください。
¥69,800 (税別)
・・・。僕のような貧乏大学生にこんな金額出せるわけありませんね。
そういう訳で、僕はQua tab 02 を買いました。
ところがどっこい!!
どうやら最近、廉価版のiPad が発売されたようです。
その名も「新しいiPad」。価格は
¥37,800 (税別)
これなら、ギリギリ出せそうな金額です!
でも、新しいiPadとiPad Proとの違いって何なんでしょう。
全く同じだったら、価格がここまで変わるわけがありませんよね。
そこで今回は、どの部分で、新しいiPadがiPad Proと3万円以上の差がついているのかを調査していきたいと思います。
まずは、スペックの比較
いずれも、Wifiモデルの中で、最安のものを選択しています。
新しいiPad | iPad Pro(10.5インチ) | |
価格 | 37,800円 | 69,800円 |
画面の大きさ | 9.7インチ | 10.5インチ |
容量 | 32GB | 64GB |
幅 | 169.5mm | 174.1mm |
高さ | 240mm | 250.6mm |
厚さ | 7.5mm | 6.1mm |
重さ | 469g | 469g |
解像度 | 2,048×1,536 264ppi | 2,224×1,668 264ppi |
チップ | A9 | A10X |
メインカメラ | 800万画素 f2.4 | 1,200万画素 f1.8 |
インカメラ | 120万画素 | 700万画素 |
動画撮影 | 4K撮影 | 1080p(2K)撮影 |
主な、スペックは以上の通りです。さすがに、iPad Proの方が価格が高いだけあって、全体的に性能もいいですね。
ただ、高校生や大学生が使う分に、そこまで高性能である必要があるでしょうか?以下、それぞれの機種を様々な面で比較していきたいと思います。
画面
新しいiPadは、今までのiPadと同じ9.7インチ。一方、先日発売されたばかりのiPad Proは画面のサイズが10.5インチ。確かに、iPad Proの方が大きくて使いやすいとは思いますが、大した差では無いと思います。
その他に、両者が違うのは、フルラミネーションディスプレイであるかないかですね。
新しいiPadは、映り込みの少ないフルラミネーションディスプレイを採用していないので、映り込みが気になるかもしれません。
とはいえ、室内で正面から画面を見たときは、どちらも大差ありません。
フルラミネーションディスプレイがその威力を発揮するのは屋外ですが、そんなに屋外で使う機会も無いのではないでしょうか。
それに、たとえ屋外だったとしても正面から見れば問題なく使えます。
デザイン
全体的に新しいiPadは、iPad Proと比べてしまうと、デザインが安っぽいですね。iPad Proは、全体的に光沢がありますが、新しいiPadには、それがありません。
とはいえ、iPad Proと比べるから安っぽく見えるのであって、他のAndroidタブレットに比べれば、随分洗練されていると思います。
何と言っても、あのAppleが出しているのですから、デザインが極端にチープになることなどありえません。
十分、許容できる範囲です。
持ち運びのしやすさ
持ち運びのしやすさは両者とも同等、というかむしろ新しいiPadの方が勝っています。
重さが、500gを切っているのが良いですね。気軽にカバンに入れて持ち運びができます。
厚さは新しいiPadが7.5mm、iPad Proが6.1mmと、iPad Proの方が薄いですが、正直この辺はあまり気になりません。
むしろ、ある程度厚みがあったほうが持ちやすいくらいです。
あんまり薄すぎると、折れそうで怖いですものね。
こいつともう半年か
曲がったiphone pic.twitter.com/k1QN0U3QR6— miyabi (@wakae_miyabi) 2017年10月4日
処理速度
新しいiPadのチップがA9、iPad ProのチップがA10Xと、iPad Proの方が最新のチップを使っています。なので、もちろんiPad Proの方が処理速度も上です。
しかし、映像編集をするつもりの人以外は、A9チップで十分です。3Dのゲームだって、A9チップで十分快適に動きます。
Antutuというベンチマークソフトだと、新しいiPadのスコアが12万点台。iPad Proのスコアが17万点台です。
正直言って、一般の人にとっては、10万点以上のスコアなら十分すぎるほどの性能です。12万点でも17万点でも、多くの人はその差を実感することはできないでしょう。
webページだって、動画鑑賞だってサクサクです。
ちなみに、僕が持っているQua tab02のスコアは3万点台です。
これでも、webページの鑑賞や動画再生は余裕ですよ。
カメラ
メインカメラの差は、800万画素と1,200万画素と大差無いのですが、インカメラの差は結構大きいですね。
新しいiPad が120万画素なのに対し、iPad Pro は700万画素。新しいiPad のメインカメラなみの画素数です。
ただ、よく考えてみて下さい。インカメラってそんなに使いますか?
少なくとも僕はそんなに使いません。せいぜい、Skypeでビデオ通話するときぐらいでしょう。そのくらいしか使わないのであれば、120万画素でも十分です。
普通に写真を撮りたいときは、メインカメラで撮ればいいだけの話ですよ!
Appleペンシルへの対応
Apple ペンシルに対応しているのは、iPad Proの特権ですね。画面に、手が触れても問題なく使えるのは、結構、画期的です。iPadで精密なイラストを書きたい方なら間違いなくiPad Proを買うべきです。
ただ、PDFの資料とかに、手書きで注釈を入れたり、手書きのメモを取ったりするだけなら、別に、普通のタッチペンでも十分なんですよね。ペン先が細めのタッチペンを使えば、かなり精密に書くことができます。イラストを書くつもりが無いならこれで十分すぎるくらいです。
結局、新しいiPadはどうなの?
高校生、大学生の皆さんは、ぜひ一台買っておくべき端末です。
そもそも、何故Appleはこのタイミングで廉価版のiPadを発表したのだと思いますか?
答えは、教育現場でiPadを普及させるためでしょう。
今までのように、6~7万円台では、なかなか教育現場に普及させることは困難です。
でも、4万円で買えるのなら、学生も買いやすくなりますし、高校や大学などで、学校が一括で導入することも可能な金額です。
iPad Proは、映像編集をする方や、イラストを書く人など、一部のプロの人達用の端末です。
僕ら一般人は新しいiPadで十分、というかこの性能ですら手に余るくらいだと思います。
今、自分が持っているタブレットの動作がカクカクで、iPadに買い替えたいと思っている人には、ぜひおすすめしたい端末ですよ。
初めてのタブレットにも最適ですね。動作がカクついて、ストレスが溜まるということは一切ありません。
皆さんも、家庭に一台iPad。是非いかがでしょうか?
タブレットがある生活に慣れると、もう元には戻れないくらい快適な生活が送れますよ!
ちなみに、もっと安くタブレットを買いたい方は、僕が今使ってるQua tab 02を買うという選択肢もありますよ。