東進の評判、授業料は? 3年間東進に通っていた僕が、実体験を交えて解説してみる

シェアする

大学受験をするにあたって、これから予備校に通おうと思っている方も多いのではないでしょうか。

少子化に伴って、3大予備校と呼ばれる駿台、河合、代ゼミなど各予備校がしのぎを削って、受験生を囲い込もうと必死になっています。

どの予備校に通うべきか、悩んでいる方も多いのでしょう。

そんな中、最近、勢力を拡大し始めているのが東進衛星予備校。

「いつやるか?今でしょ!」の林修先生のお陰で、一躍存在感を放っており、テレビCMもよく見かけますね。

映像授業ということで、興味を持っている方も多いと思います。

そこで、今回は東進衛星予備校に3年に渡って通い続けた僕が、東進とはどのような予備校なのか、実体験を交えながら説明していきたいと思います。

スポンサーリンク

東進衛星予備校とは?

運営会社 株式会社 ナガセ
設立 1976年
校舎数 1000以上

有名になったのは比較的最近なので、歴史の浅い予備校かと思いきや、なんと40年以上前にはもう存在していたようです。

結構意外ですよね。僕も3年以上通っていましたが、そんなに歴史がある予備校だとは今まで知りませんでした。

校舎数は、全国で1000以上。皆さんも東進の校舎を見かけたことは、今まで何度もあるはず。

地方にも案外あるんですよね。まあ、それが売りの一つなのですが。

あと、実は東進には通常の校舎とは別に、東大受験生専用の東大特進コースなるものが存在しています。

東進の東大合格実績の大半は、東大特進コースから排出してますね。

僕の場合、東進衛星予備校にも東大特進コースにも在籍していました。

授業の質

それでは早速、本題の話を進めていきましょう。

まずは、皆が気になっているであろう授業の質

3年間通っていた身からすると、正直授業の質はピンからキリまでですね。

講師の当たりハズレは結構大きいと思います。

確かに学校の授業に比べれば、どの講師の授業も分かりやすいです。

さすが、大手予備校といったところでしょう。

ただ、高いお金を払っているということを考慮すると、「高い授業料を払ってでも受けたい!」と思えるような先生から、「授業料の割には、イマイチだったな」というような先生までいますね。

まあ、講師の好き嫌いは人によって別れると思いますが、参考までに僕が東進に在籍していた時に取っていた講師と、その感想を書いていきますね。

現代文

林 修

役に立った度 ☆☆☆☆☆

林修先生の授業は、凄くお世話になりました。僕が、センター試験や東大の2次試験の現代文で大失敗しなかったのも林先生のおかげです。

現代文と言う科目は、どうしてもフィーリングに頼って解いてしまう方が多いと思うのですが、林修先生の授業はしっかりと論理構造を読み解き、誰もが納得出来るような解法で現代文を解説しています。

現代文が苦手な人なら、1度は受けてほしいですね。

漢文

三羽 邦美

役に立った度 ☆☆☆

句形を非常に大事にしている先生です。

いわゆる、オーソドックスな漢文の授業と言った感じですね。

ただ漢文は、結局、句形の暗記さえできれば点が取れるようになります。

なので僕の場合、三羽先生の授業は1つしか取らず、残りは三羽先生が書いた参考書で勉強しました(そのほうが安上がりだから)。

数学

長岡 恭史

役に立った度 ☆☆☆

東大特進コースで、授業を取ってました。

僕の場合、東進衛星予備校では、長岡先生の授業を取ってないので予めご了承下さい。

で、肝心の授業ですけど、進度がメチャメチャ速かったです。

確かに、授業は分かりやすいのですが、板書量も多いので頭が中々追いつきませんでしたね。

映像授業なので、何度も見返す事によって、やっと理解できたという感じです。

もしかしたら、東進衛星予備校の授業ではそんなことないのかもしれませんが僕には分かりません。

あと、字がちょっと汚いです。まあ、読み取れないことはないのですが「これは、0?それともθ?」みたいな疑問がときどき湧きます。

下の講師紹介の動画は、長岡先生にしては字が綺麗だと思います。

大吉 巧馬

役に立った度 ☆☆☆☆

数学の1Aと2Bを学ぶ時に、お世話になった先生です。

当たり前のことでも、例を用いたりしてとてもわかり易く解説してくれます。

あまり難しい内容は扱いませんが、基礎固めとしてはとても良いと思いました。

松田 聡平

役に立った度 ☆☆☆☆

東大模試の解説授業でしかお世話になったことがないのですが、とても分かり易い授業でした。

東進の東大模試は、数学がメチャメチャ難しくて、120点満点中、平均点が20点くらいです。

正直、解答解説の冊子を見ても解法がよくわからない問題のたくさんあるのですが、松田先生の解説授業を聞いていると、解法が頭にスッと入ってきました。

普通の講師は解法の解説をいきなり始めるのですが、松田先生の場合は、その解法を思いつくまでのプロセスから説明してくれる所が凄く良かったです。

英語

安河内 哲也

役に立った度 ☆☆

かなり有名な先生で、林先生と一緒にネプリーグにも参戦したりもしています。

有名な先生ということで、安河内先生の授業を取ったのですが、僕には合いませんでしたね・・・。

なんだか、「The 熱血」って感じの空気についていけませんでした。

ただ、好きな人は好きだと思います。

英検1級持ってたり、TOEICで満点取ってたりするので、実力は確かですよ。

宮崎 尊

役に立った度 ☆☆☆☆

主に、自由英作文でお世話になりました。

覚えておいたほうが便利なイディオムや、与えられたお題に合う文章をどうやっていち速く組み立てるかなど、自由英作に必要な知識は全てこの人に教えてもらいましたね。

長文読解の授業も、いわゆるオーソドックスなスタイルですが、分かりやすかったです。

山中 博

役に立った度 ☆☆

文法の講座で山中先生の授業を取りましたが、正直微妙でした。

一生懸命に教えようとしているのは伝わってくるのですが、ちょっと暑苦しすぎるんですよね。

服の色も奇抜すぎて、授業に集中しづらかったです。

化学

鎌田真彰

役に立った度 ☆☆☆☆☆

僕が通っている高校は、化学の進度がメチャクチャ遅かったので化学は鎌田先生の授業に大変お世話になりました。

反応式を原理から教えてくれた所も凄く良かったです。

テキストも、ボロボロになるまで何回も使い続けましたね。

僕が、センターと2次試験共に化学で高得点を取れたのは、鎌田先生のおかげです。

しかし!!

残念ながら鎌田先生は最近、東進を止めて学研に移ってしまいました・・・。

凄く分かりやすい先生だったので、ぜひとも東進に残って欲しかったですね。

サポート体制

次に、サポート体制について述べていきましょうか。

バックアップサービス

授業を聞いていると、質問をしたくなる時があるかもしれません。

そんなときには、「バックアップサービス」を使えば、東進の授業やテキストの内容について質問をすることができます。

基本、質問を伝える方法は電話か手紙ですね。

ただ、僕は3年間通っていて、バックアップサービスを利用したことは1度もないのでなんとも言えません・・・。

きちんと授業を聞いていれば、あまり質問したくなる機会もありませんよ。

あと、東進のテキスト以外の内容は、校舎のスタッフに相談できます。

こちらは、結構利用している人が多かったですね(これまた僕は、利用したことありませんが)。

授業の後の確認テスト

授業が一通り終わると、PC上で確認テストを受けさせられて、合格ラインに達するまでは次の授業が受けられないシステムになってます。

別に確認テストをすること自体は問題ないのですが、このテスト解説が一切ないんですよね。

正直、これはかなり不満でした。

ギリギリ合格ラインを突破したとしても、間違えた問題の復習をしたいことありますよね?

でも、解説が無いので自分の解法が合ってるのか間違っているのかもよく分かりません。

解説がないテストを受けるくらいなら、受けないほうがマシだと僕は思います。

ぜひとも、確認テストの解説は作って欲しいですね。

高速基礎マスター

PCもしくはスマホ上で、ゲーム感覚で基礎学力をつけられるシステムです。

僕は主に英単語や、英語の構文暗記で使いました。

英語以外にも、国語、数学、理科、社会と大体の科目はカバーしていますね。

で、この高速基礎マスターですけど、東進に通っているとスタッフにメチャメチャやるように勧められます

生徒の8割くらいが取っているので、取るのが当たり前みたいな風潮になってます。

僕自身、あんまりにも勧められたので1年目は高速基礎マスターを取りました。

ただ、余り魅力を感じられなかったので2年目からは取っていません。

単語を覚えるにしろ、構文を覚えるにしろ、高速基礎マスターである必要が無いんですよね。

僕は書かないと覚えられないタイプの人間だったので、単語帳のほうが好きでした。

最近の単語帳はCDも付いているので、発音の心配をする必要もありません。

わざわざ高い受講料を払ってまで受けるものではないでしょう。

ちなみに、僕が高2の頃に使っていた単語帳が上にリンクを貼ったFORMULA1700です。

先ほど紹介した、安河内先生が作った単語帳ですね。

安河内先生の授業は苦手ですけど、この単語帳は使いやすくて良かったです。

グループ面談

週に1回、スタッフ+生徒何人かでグループ面談があります。

皆で、学習計画を立てたり、スタッフから大学の話をしてもらう集まりなのですが、ぶっちゃけ大半は雑談です。

確かにモチベーションを高めるという意味では、これも大事なのかもしれませんが、僕はあまり必要性を感じませんでした。

ただ、映像授業は基本一人で受けるものなので、グループ面談がないと東進の中で友達を作るのは難しいかもしれませんね。

孤独が耐えられない人にとっては有り難いシステムかも?

授業料

正直、結構高いです。

入学金 ¥32,400
通期講座(1講座あたり) ¥75,600
担任指導費 ¥32,400
模試 受験料 ¥25,920

4講座以上申し込む場合、志望校通期ユニットというシステムを使って講座をパックにして申し込むことで少し安くなります。

それでも、スタッフに言われるがままに講座を取り続けると、年70万円にはなります。

高い人だと100万円くらいですね。

映像授業なので、もう少し安くしてくれてもいいと思うんですけどね・・・。

3大予備校と対して授業料は変わりません。

「何故、こんなにも授業料が高いのか?」と言う疑問に対する答えは色々考えられますが、原因の1つとしては東大特進コースの存在があるでしょう。

実は、東進の東大特進コースには特待生の制度があって、特待生は最大で6講座まで無料で受講することができます。

そして、東大特進コースに通っている人の殆どが特待生です。

つまり、どう考えても東大特進コースは赤字なんですよ。

その赤字を埋め合わせるために、衛星予備校の授業料が高いのではないかと、僕は考えています。

まあ、あくまで僕個人の考えですが。

過去問演習講座

東進には、過去問演習講座という、過去問を解くと添削をして返してもらえる講座が存在します。

添削だけでなく、東進の講師陣の解説授業も聞けますね。

とてもわかり易い解説で、僕も大変お世話になりました。

ただ、添削の質はあまり期待しない方がいいですね。

実は、答案を添削しているのはバイトの大学生達で、僕の周りでもこのバイトをやっている人がたくさんいます。

確かに、答案に対するアドバイスをたくさん書いてくれる丁寧な人も大勢いるのですが、適当に添削している人同じくらいたくさんいます。

添削バイトは、何枚採点できるかで給料が決まるので、残念ながら多く稼ぐためにはどうしても添削の質を下げる必要があるんですよね。

この講座を受講するなら、添削ではなく、解説授業に期待するべきだと僕は思います。

ただ、センター試験の演習講座が7万円、2次試験の演習講座だと、私立大学で8万円、国公立で10万円以上するので、そこが悩ましいですね。

東進の正しい使い方は?

最後に、僕が考える東進の効果的な使い方を紹介したいと思います。

3年間通った結論として思うのは、スタッフに勧められる講座を片っ端から全部取ってはいけないということですね。

授業料が高くなる上に、多くの人は授業を消化しきれていませんでした。

1年の終わりに、慌てて大量の授業を受講している人もたくさんいましたね。

そんな受け方をしていては、成績が上がるはずがありません。

苦手な科目、もしくは学校の進度が遅い科目だけを、受講するのがベストな使い方でしょう。

例えば、英語が苦手な人だったら英語の講座だけ東進のお世話になるという使い方が一番賢いいと思います。

ただ、そうすると残りの教科が疎かになってしまいますよね?

残りの教科は、自分で勉強するか、他塾のお世話になるのがいいと思います。

僕の場合、数学だけは駿台の授業も受けていました。

物理は、もともと得意だったので完全に独学でしたね。

最近はインターネットも進化しているので、どの時期にどの参考書をやれば第一志望の大学に行けるのかも、分かります。

ただ、それが不安だという人はWeb上の授業受け放題サービスを利用するのもいいかもしれませんね。

最近だと、スタディサプリが有名です。

月々980円で、1万本以上の授業を受けることができます。

東進と比べると、破格の安さです。

だからといって授業の質が低いのかというと、そうでもありません。

正しく利用すれば、スタディサプリ一本でも十分戦えると思いますよ。

安いので何ヶ月か試してみて、合わなかったら止めればいいと思います。

今なら、14日間の無料体験も実施しています。

公式サイトはこちら↓

まとめ

以上、東進について色々と述べてきました。

後半は否定的なことばかり書いてしまいましたが、東進で成績を伸ばしている人もいるでしょう。

予備校選びは確かに大切ですが、選ぶのに時間がかかっていて勉強時間が減っては本末転倒ですから、サクッと決めてしまうのが一番いいです。

独学するにしろ、予備校に通うにしろ、結局は本人のやる気が一番大切なんですよ!

第一志望合格目指して、頑張ってください。

スポンサーリンク

シェアする

フォローする