2020/4/29追記
2020年5月から施行される改正資金決済法の影響で、わたし達日本人はBitMEXにアクセス出来なくなってしまいました。
代替手段について別記事で紹介しているので、ぜひ読んでみて下さい。
この記事では、最近話題の海外FX取引所「BitMEX」の登録方法や使い方について解説していきたいと思います。
最初に言っておきますが、bitFlyerなどの国内取引所でビットコインFXやるよりもBitMEXで取引した方が儲かる可能性はずっと高いと僕は考えています。
✓追証なし(借金を負う可能性がゼロ)
✓最大レバレッジ100倍
✓日本語対応
✓本人確認の必要なし
これだけ条件が整っていて、BitMEXでビットコインFXをやらない理由が無いでしょう。
特にbitFlyerでビットコインFXやってる人は、一度BitMEXを使ってみるべきです。
以下のリンクから登録すると、6ヶ月間の手数料が10%引きになるので、ぜひ良ければ以下のリンクを踏んで登録してみて下さい。
それでは早速、BitMEXの解説を始めていきます!
ビットコインFXの基礎知識:レバレッジって何?
「レバレッジくらい元々知ってるわ!!」って人は、ここは読まなくてOKです。
レバレッジがよく分からない人は、読んでみて下さい。
BitMEXが人気な理由・メリット
まずは、BitMEXのメリットを説明していきます。
追証が無い
レバレッジの説明を読んだ方には、先ほど説明したとおりですね。
わざわざ2回繰り返して言うくらい、追証が無いというのはメッチャ大事な事です。
世の中には、追証ありの取引所もたくさんあります。
追証ありの取引所で大損をしたばかりに、多額の借金を背負ってしまう人だっているんですよ!!
例えば、以下の例を見てみて下さい。
これは、2015年にスイスフランが大暴落した時のチャートです。
この歴史的大暴落で、数千万の大儲けした人がいる一方で、大損した人も続出しました。
ビットコインの値動きは、スイスフランよりも更に激しいですね。
実際、ビットコインFXで失敗して1000万円以上の損失を出している人もいます。
追証無しの有り難さが分かりましたか?
こんな事にならない為にも、ゼロカットシステムを導入しているBitMEXを利用する事を強くオススメしますよ。
BitMEXなら、どんなに取引をミスっても資産がマイナスになることはありません。
あれだけ値動きの激しいビットコインでFXをするならば、ゼロカットシステムは必須と言えるでしょう。
特に値動きの激しかった2017年には、「一晩で価格が40%下がってた・・・。」なんてこともありましたから・・・。
まあ値動きが激しい分、大儲けできる可能性も通常のFXの何倍もあるんですけどね。
実際2018年1月の暴落で、BitMEXを使って大儲けした人もいます。
MEXに資金移動して25倍ぐらいのレバでショート張って100万を2000万ぐらいにしたのが、この前の暴落。
— フリーマンブラザーズ (@freeman_bros) 2018年1月19日
本人確認不要

本人確認や住所登録無しで、取引出来るのは有り難いですね。
メールアドレスが一つあれば、5分でアカウントの開設ができます。
正直、海外の取引所に自分の個人情報を教えるのはちょっと怖いですからね。
あと、本人確認が不要という時点で追証が原理的にできないということも分かります。
匿名で取引をしている人に、借金を請求することはできませんから・・・。
レバレッジが最大100倍
BitMEXの醍醐味といえば、やはりレバレッジの高さでしょう。
ビットコインFXで、レバレッジが100倍のところなんて他にはありません。
国内の取引所だと最大でも25倍です。
おまけに、もうすぐ10倍まで引き下げられると言う噂も・・・。
(2019年4月追記:国内大手取引所bitFlyerのレバレッジが4倍までに制限されることが発表されました。ますますBitMEXを使うしかなくなってきましたね)
一方でレバレッジ100倍なら、上手に取引すれば資産を大幅に増やすことも可能ですね!!
上手な人だと、これくらい資産を増やせている人もいます。
3連休で3万円から再スタートして80万円まできた#bitcoin #ビットコイン #ビットコインFX #BitMEX
— BitMEXおじさん (@bitmex_fun) 2017年8月12日
3日間で資産を30倍近くまで増やす事なんて、通常の手段では不可能です。
これこそハイレバレッジ、レバレッジ100倍の威力でしょう。
ちなみにこの人、BitMEXを利用して、8日間で資産を100倍まで増やす企画にも成功しています。
スゴイ・・・。
僕には、とても無理です・・・。
ここ1週間で1番うまく行ったトレードで、3時間で4倍といったところですね。
![]()
この時は、レバレッジ50倍でトレードしました。
3時間で、0.005BTC→0.021BTCなので、かなりうまく行った方でしょう。
円建てで見ると、1万円→4万円ちょい って感じです。
0.005BTCと言わず、0.05BTCくらい掛けておけば良かった・・・と若干後悔していますね。
僕よりもトレードが上手な方なら、もっと儲けられるでしょう。
後は、取引対象の種類が多いのもBitMEXの特徴です。
ビットコイン/ドル、ビットコイン/円の他にも、Ethreum、Litecoin、Monero、Ripple、Bitcoin Cash、ADAなど、様々な仮想通貨で取引をすることができます。
とはいえビットコイン/ドルが一番活発に取引されているので、僕は基本的にビットコイン/ドルの取引しかやりません。
取引手数料が安い

海外の取引所全般に言えることなのですが、取引手数料もBitMEXはかなり良心的な価格となっています。
Maker手数料: -0.025%
Taker手数料: 0.075%
Maker手数料とは、まだ注文板に並んでいない価格で注文を並べ、その後約定した時に発生する手数料です。
BitMEXの場合手数料がマイナスとなっているので、手数料を取られるどころかもらえるということですね。
逆に、Taker手数料とは、すでに注文板に並んでいる注文で約定して時に発生する手数料です。
急いで注文を確定させたい場合はこちらを使うべきですね。こっちの場合0.075%分の手数料を取られます。
GMOコインなどの国内業者と比べると、この手数料は破格の安さです。
Twitterで@fenix_satouさんが手数料の計算をしてるので、興味のある方は見てみて下さい。
最も手数料が取られるTaker手数料でも、10ドルと少しのスプレッドしかないので、かなり安いです。
更に、以下のリンクからBitMEXに登録していただければ半年間、取引手数料が10%引きになりますよ!!
取引所の動作も軽い!!
BitMEXは、サイトも非常に軽くて使いやすいです。
毎回、取引もスムーズにできていますよ。
最近、人が増えてきてちょっと注文が通りづらい事もありますが、bitFlyerなどに比べれば全然マシです。
セキュリティー体制も万全

BitMEXはセキュリティー体制も万全です。
2段階認証にも、きっちり対応していますからね。
また、BitMEXはログインするたびに毎回、メールアドレスに「BitMEXへのログイン」を知らせるメールが届きます。

万が一、自分以外の誰かがログインした場合もすぐに気づく事ができますね。(2段階認証を設定しておけば、そんなことはないでしょうが・・・)
さらに、出金も1日に1回しか出来ないようになっています。
これは一見すると不自由なことにも思えますが、セキュリティー対策としては万全です。
何故なら出金は職員が手動で行っているので、ハッキングされたとしても盗まれる可能性が非常に低いからです。
最近、国内取引所のコインチェックがハッキングされて話題になっていますが、コインチェックもBitMEXのように出金を1日1回に制限して職員が手動でやっていれば、あのような事態にはならなかったでしょう。
以下の取引所セキュリティランキングでも、ダントツの1位です
記事見るの面倒って人向けに、今日時点の画像とスプレッドシートのURL貼る。https://t.co/2IbtP8JTX3#仮想通貨 pic.twitter.com/EtSzfewLt2
— 野良エンジニア@はてなLisker (@stray_engineer) 2018年3月7日
日本語対応

ついに、BitMEXも2017/11/18に日本語対応しました!!
英語が全く分からない方でも、安心してトレード出来ますね。
逆指値もOK
BitMEXでは、逆指値も可能ですよ!!
ただし「トリガ時に決済」のチェックマークを外さないと逆指値はできないので、ちゃんと外しましょう。

BitMEXの微妙な点・デメリット
両方のポジションを同時に持つことができない
両方のポジションを持つことができないのが、ちょっと残念なポイントですね。
まあbitFLlyerでも両建ては出来ないので、諦めましょう。
資産が全てビットコイン建て

BitMEXの最大のデメリットはこれですね。
BitMEXでは、資産は全てビットコイン建てです。
つまりビットコインの枚数が増えたとしても、資産が減る可能性があるという事ですね。
例
BitMEXでビットコインの枚数を、1BTC→1.1BTCに増やす。
その間に、ビットコインの価格は120万円から100万円に。
するとビットコインの枚数は増えているはずなのに、資産は120万円→110万円に減ってしまう。
ただしビットコイン建てだということは、ビットコインの価格が上昇した場合には、資産も凄まじい勢いで上昇します。
例
BitMEXでビットコインの枚数を、1BTC→1.1BTCに増やす。
その間に、ビットコインの価格は100万円から120万円に。
するとビットコインの枚数は1.1倍になっただけだけど、資産は100万円→132万円で1.32倍になっている
BitMEXの登録方法
それでは、以下BitMEXへの登録方法を紹介していきたいと思います。
とりあえず、ページにアクセスしましょう。
上のリンクから、BitMEXに登録すると取引手数料が6ヶ月間10%引きになります。

初めてBitMEXにアクセスする方の場合、登録画面が英語になっているかもしれません。
この時点では右上の国旗に日本語がないので、気にせずそのまま登録しましょう。
登録が終わってから、日本語に変更すればOKです。
アクセスしたら、メールアドレス、パスワード、名前を順次入力していきましょう。
パスワードは8文字以上じゃないと登録できません。
メールアドレスはgmailでも、ケータイのアドレスでもなんでも構いません。
ぶっちゃけ名前も、本名である必要は無いような・・・。
確認のしようがありませんし・・・。
全部打ち込んだら、バーを右側までスライドさせて、その下のチェックマークをクリック、最後に「登録」ボタンをクリックしましょう。
すると、本人確認のメールが、先程打ち込んだアドレスに届きますのでチェック。

「Verify My Email」をクリックしたら、本人確認は終了です。
![]()
登録したメールアドレスによっては、上のようにURLで送られてくることもあります。
その場合は、そのURLをクリックして下さい。それで、本人確認は完了します。
たったのこれだけで、アカウントの開設作業は完了!!
ビットコインを入金すれば、今すぐにでも100倍レバレッジのトレードを開始することができます。
ここまでの所要時間は2~3分ほどですね。
BitMEXの2段階認証設定はしておこう!
先程の本人確認のURLをクリックしてから10秒くらい待機すると、トレード画面に遷移します。
右上の国旗マークから日本の国旗を選んで、日本語への変更を済ませたら、2段階認証の設定を行うことをオススメします。
セキリュティーの観点からも、2段階認証はやっておいたほうが安心です。

画面右上の自分のメールアドレスが書かれたところをクリック、その次に「アカウントとセキュリティ」のボタンをクリックして下さい。

次に、「セキュリティ」の欄の「2要素認証を有効化」で「Google Authenticator」をクリック。
すると、以上のようにバックアップコードとQRコードが出てくるので、いつも通り2段階認証を進めていって下さい。(2段階認証の進め方がわからない方は、こちらの記事を参照して下さい)
無事コードを提出すると、一旦ログアウトするので、再度ログインしましょう。
ログインできたら、2段階認証の設定は終了です。
BitMEXの登録が終わったら、早速取引所に資金を入れましょう。
通常の海外取引所だと、入金するためにはクレジットカードなどを使わなければいけないので、抵抗を覚える方も多いでしょう。
その点、BitMEXはBitcoinで入金が出来るので安心です。完全に匿名で取引をすることができますね。
以下、入金方法を解説していきます。
BitMEXへの入金方法
まずはBitMEXにログインして、取引画面にアクセスしましょう。

アクセスしたら、画面上部の「アカウント」ボタンをクリックして下さい。

そしたら、続いて「入金」ボタンをクリック。

すると上図のようにビットコイン専用の送金アドレスが表示されるので、あとはそのアドレスにビットコインを送金するだけです。
クレジットカードを使うときと違って個人情報を盗まれる心配がなく、銀行振込のように多額の手数料を取られたり、何日もかかったりしないので、とても便利です。
こういう時に、ビットコインって本当に便利ですよね。
国内、海外を問わず、世界中のどこにでも30分もあれば送金できてしまいます。
おまけにBitMEXのビットコインアドレスは、Segwitに対応しているので送金スピードも通常のアドレスより速いです。
入金が終わったら早速、BitMEXの取引画面の確認をしていきましょう。
BitMEXの取引画面・使い方をマスター!

BitMEXのトレード画面は上の様な感じです。
英語がいっぱい書かれているので、面食らう方もいるかもしれませんが、覚えることは意外と少ないので安心して下さい。
追記:全部日本語になったので、ますます分かりやすくなりました。
とりあえず、左上から一つずつ紹介して行きましょう。
注文する

ビットコインFXの取引は、だいたいこの場所を使って行います。
「リミット」「成行」「ストップ指値」の順に、それぞれ説明していきたいと思います。
リミット
僕が一番良く使うのは「リミット」の欄ですね。
ここで売り買いの数量や価格を指定して、注文を行います。
数量の欄に購入したいXBT(BitMEXでは、BTCがXBTと表されます)の量を、USドル価格で入力。
指値の欄で購入する時のXBTのレートを決定します。
上の画像の場合だと、XBTの値段7526.5ドルで1500ドル分のXBTを購入するということになります。
ここで、注意してほしいのは数量の欄です。
例えば、自分が持っている0.1BTCを使ってレバレッジ100倍の取引を行いたいと思った場合、数量に打ち込むBTCの量は0.1BTC分の$700ではなく(これはあくまでも1BTC=$7,000と仮定した時の話)、0.1×100=10なので10BTC分の$70,000となります。
もし数量の欄に「$700」と打ち込んだ場合、アカウントにある0.1BTCのうち、100分の1の0.001BTCだけが取引に使われます。
つまり、損は多くても、たったの0.001BTCで済むけど利益もメッチャ少ないということですね。
「せっかくレバレッジ100倍の大勝負をして、勝ったと思ったのに、実は0.001BTCしか賭けていなかった・・・」なんて悲しい事にならないように気をつけましょう。(ちなみに、僕は初めての取引の時にこのミスを犯しました(笑))
自分の持っているビットコインのうち、どれだけが取引に使われるのかは、「買い/ロング」もしくは「売り/ショート」の下の「コスト」という欄を見れば分かります。

上の画像の場合だと、1BTC=$7526.5のレートでビットコインを$1500分買うには、0.0022BTC、売るには0.0023BTC必要だということになりますね。レバレッジをいじれば、当然「コスト」の値も変わります。
「コスト」の欄の2列下にある「利用可能残高」の欄は、現在アカウントに入金されているビットコインの量を表しています。
上の画像の場合だと、ちょうどビットコインを出金したばかりの頃なので0.0042BTCですね。
基本的には「コスト」の欄の数字が、「利用可能残高」以下であれば、その注文を出すことが可能となります。
「買い/ロング」をクリックすれば、買いとなり、XBTの価格が上昇すればするほど得をし、「売り/ショート」をクリックすれば、空売りとなるのでXBTの価格が下降すればするほど得をするということになりますね。
BitMEXは、Maker手数料が-0.025%なので、リミットの欄で購入が成功した場合、手数料を払うどころか受け取る事ができます。
なので、急いでいない場合はリミットの欄で購入したほうがお得であると言えるでしょう。
・「買い/ロング」の場合は、ビットコインの価格が上昇すればするほど儲かる
・「売り/ショート」の場合は、ビットコインの価格が下がれば下がるほど儲かる
・数量の欄はコストの欄を見ながら調節しよう
・コストの欄が利用可能残高の欄を超えないように注意!!
・普段は、このリミットの欄で購入しよう
成行

成行の場合、価格を指定する欄はありません。
売り買いをした時に、注文板に並んでいる注文から取引が成立します。
急に暴騰したり、暴落したりで、ビットコインの価格変動が激しすぎてリミットを使っても注文が入らなさそうな時に、こちらを使いましょう。
ちなみに、こちらの場合はリミットとは異なり、手数料が0.075%取られるので気をつけて下さい。
手数料を節約したい場合は、リミットを利用しましょう。
どうしても今すぐに注文を通したい時は、僕も成行を利用しています。
・ビットコインの価格変動が激しくて、リミットの注文が入らない時は、成行を利用しよう
・ただし手数料が0.075%と、ちょっぴり高いので注意
ストップ指値(成行)、利食い指値(成行)
、利食い指値(成行).png)
ストップ指値(成行)は、損切り用に使います。
自分が想像していた向きと、逆にビットコインの価格が推移した時に、損失がこれ以上膨らまないようにするために設定するラインですね。
24時間パソコンの前に張り付いているわけにも行かないので、損切りラインは設定しておいたほうがいいと思います。
ストップ指値の場合なら、買いの時はストップ価格で指定した価格よりも上になった時、指値で指定した価格での注文が自動で実行され、売りの場合は下になった時に実行されます。
ストップ指値とストップ成行の違いは、ストップ成行には指値が指定できないので、マーケット価格がストップ価格で設定した価格になった瞬間に注文が実行されるということです。
ただし僕は、損切りにはストップ成行を利用するようにしています。
何故ならビットコインは暴騰・暴落が起こりやすい為、ストップ指値だと注文が通らない可能性があるからです。
万が一指値が通らなかった場合、損失が膨らんで大変なことになります。
損切りの際には、ストップ成行を利用することを強くオススメしますよ。
逆に、利食い指値(成行)は利確用です。
自分の想像していた向きにビットコインの価格が推移した時に、利益を確定させるために設定するラインです。
利食い指値なら、買いの場合はトリガ価格で指定した価格を下回ったら指値で指定した価格での注文が実行され、売りの場合は上回ったら実行されます。
利食い指値と利食い成行の違いは、ストップ指値とストップ成行の違いと一緒です。
後は冒頭にも説明しましたが、逆指値を行いたい場合は、ここの欄にある「トリガ時に決済」のチェックマークを外しましょう。
・ストップ指値(成行)は、損切り用 僕のオススメはストップ成行
・利食い指値(成行)は利確用
・ずっとパソコンを見続けている訳にも行かないので、これらのラインは設定しておいたほうが良いよ
トレイリングストップ

これは、ちょっと説明が難しいですね。
簡単に言うと、トレイル値に設定した額以上に、価格が逆方向に変動した時に注文が実行されるシステムです。
例えば、トレイル値をー50に設定し、買い注文を行った場合を考えましょう。

この場合、どこでもいいので、とにかく価格が50ドル戻ったら注文が実行されます。
上の画像の場合、最初の下落では45ドルしか戻っていないので注文は実行されません。
もし、この下落があと5ドル分続いていたらその時点で注文は実行されてました。
ただ、上の画像の場合はその後もちかえします。
もちかえした後、再び下落が始まり、その下落が50ドルを超えた時点で注文は実行されました。
今回は、買い注文の場合で説明しましたが、売り注文の場合もトレイル値を50(マイナスが付いていないことに注意!!)に設定することで同様の事ができます。
・具体的な価格は設定しないで、上昇(もしくは下降)トレンドが転換した時に注文を実行したい人用
・ちょっと仕組みが複雑だから、初めのうちは止めといたほうがいいかも?
右上の電卓マーク

右上の電卓マークは、ビットコインがどれくらい推移したらどれくらい儲かるのかなどを計算するためのツールです。
利益/損失

ここが、ちょうど損得を計算する場所になります。
例えば上の画像の場合だと、レバレッジ10倍で1BTC=$6,500の時にビットコインを$1,000ぶんだけ買って、1BTC=$7,000になった時に全部売り払ったらどれくらい得をするかが表示されてます。
ちょうど上の画像だと、右の表の上から4列目の利益/損失に表示されてますね。
この場合だと、利益が0.0109BTC。
初めにレバレッジ10倍でビットコインを$1,000買うのに0.0156BTCかかるので、資産は
0.0156BTC → (0.0156+0.0109=)0.0265BTC
よって70%ほど資産が増えたということになりますね。
上部にあるロングとショートのバーをショートの方に移動させれば、初めに空売りした場合の損得がどれくらいになるかが分かります。
例えが1つだけでは分かりにくいと思うので、以下いくつか例を挙げていきたいと思います。
目標価格

これは、自分が目標とする資産を達成するためには1BTCがいくらの時に買って、いくらで売ればよいのかを計算するためのツールです。
例えば、上の画像の場合だと「ROE%」の欄が100となってます。
これは、「自分の資産を100%増やす」つまり「自分の資産を倍にする」為にはどうすればよいかを計算しようとしているということです。
この場合レバレッジが10倍で、1BTC=$6559の時に買うならば、右の表の上から2列目の「目標価格」に書いてある1BTC=$7,288の時に全て売り払えば、資産を倍に出来るということですね。
清算価格

これは、1BTCがいくらになったら、強制決済されて資産がゼロになってしまうかを計算するためのツールです。
例えば上の画像の場合、レバレッジ5倍で1BTC=$6,275の時にビットコインを$5,000だけ買っています。
この場合、右の表の一番下の列の「清算価格」に書いてある1BTC=$5251.5になった瞬間に強制的に最初に買ったビットコインが売られて、資産がゼロになってしまうということを表していますね。
レバレッジが5倍くらいなら、はじめに買った価格と強制決済の価格の差が大きくて比較的余裕があるのですが、レバレッジが大きくなるとその差も小さくなっていきます。

例えばはじめの状態から、レバレッジだけを100倍にアップさせると上の画像の様になります。
この場合は、1BTC=$6,244.5になった瞬間に強制決済が行われるということです。
初めに、ビットコインを買った価格が1BTC=$6,275ですから、1BTCの価格がわずか$30下がっただけでアウトです。
つまり、レバレッジを上げれば上げるほど得られる利益は大きくなるけれど、その分強制決済されるリスクも大きくなるということですね。
「絶対にこの後、ビットコインの価格は上がる!!」っていう強い確信がないと、なかなかレバレッジ100倍には踏み切れないってことです。
ちなみに、強制決済が行われる時に参考にされる価格は、マーク価格といって、普通の価格とはちょっと違うので注意して下さい。
マーク価格は、画面中央に小さく書かれています。

上の画像だと、普通に売買する時の価格とマーク価格が$15くらい違いますね。
多いときだと$30くらい違います。
強制決済はマーク価格を参考にして行われます。
「まだ強制決済価格になってないはずなのに、どうして強制決済が行われたんだ!!」
って言う時には、普通の売買する時の価格は強制決済価格になっていなくても、マーク価格が強制決済価格になっているということが考えられます。
気をつけて下さい。
空売りする場合も同様です。「絶対にこの後、ビットコインの価格は下がる!!」という強い確信の下で、レバレッジ100倍の大勝負に出るということですね。
ちなみに、スライドバーの上から2列めの「分離された」っていうのと「クロス」っていうのが気になる人もいると思うのですが、その説明はレバレッジの説明の所で一緒に紹介します。
保有ポジション

この部分で、BitMEXの醍醐味でもあるレバレッジの設定を行えます。
バーをスライドさせて、お好きなレバレッジを調節しましょう。
最初の内は、抑えて取引したほうがいいと思います。
初めから調子に乗って100倍で取引をすると、僕のように数分で1万円失ったりします・・・。
トレードに慣れてきてから、一攫千金狙いの高いレバレッジ(100倍とか)で取引しましょう。
ちなみに、一番端の「クロス」という所にバーをスライドさせると、証拠金維持のために取引所に預けている全ての残高が使われます。
つまり、ロスカットされた場合は全財産を失うということですね。
一方、右端の○○x(50xなど)で調節する場合は、自分で指定した残高しか証拠金維持に使われません。
まあ、初心者はクロスにバーをスライドさせるのは止めたほうが良いでしょう。
うえぇーい、BitMexは知らないうちにCrossでポジってたら本当に後悔しますよね
— 銀河を旅するピカチュウ (@galaxypikachus) 2017年12月10日
BitMEXからの出金方法は?
出金は、入金ボタンの隣の出金ボタンから出来ます。

宛先アドレスと出金する金額、2段階認証コードを打ち込んで、「送信する」ボタンをクリックしましょう。

すると上のような確認メールが届くので、問題なかったら「Confirm Withdrawal」をクリックして下さい。
それで、出金は完了です。
ちなみに送金手数料は、ビットコインの送金がどの程度混雑しているかによって変わります。
上の画像の場合は0.0039BTCですが、もっと混雑している場合0.01BTCとか取られることもあります。
あんまりにも手数料が高い時は、少し待って、送金の混雑が収まってからのほうが送金手数料を節約できるかもしれませんね。
Bitmexに入れてあるBTCで少しETH買おうと思ったけど送金手数料なんと0.0075になってた…
詰まってて、送金早くしようってことだと思うんだけどこれは高すぎなので辞めた。。落ち着いてる時に買おう。。— アラタ@仮想通貨な渋谷系ITリーマン (@cry_curr_ar) 2017年12月8日
ある程度、大きい額でもきちんと出金できます。
以下は、僕は1.5BTC出金した時の取引履歴です(ちなみに、その後0.92BTC出金しているのもわかると思います)
![]()
2018/2/15追記
現在の出金手数料は、0.0002BTCです。

送金づまりが発生していた時期に比べると1/50くらいの価格ですね。
やはり出金手数料が高い時は様子見して、低くなってから出金したほうが良さそうです。
さあBitMEXの使い方をマスターしよう!:まとめ
以上、レバレッジ100倍でトレードができるBitMEXの紹介をしてきました。
初めのうちは覚えることが多くて混乱するかもしれませんが、そんなに難しいものではありません。
何回かトレードを繰り返すうちに、自然と分かるようになってきます。
せっかく日本語にも対応したわけですから、どんどん挑戦してみましょう。
習うより、慣れろです
まずは、実際にトレードしてみましょう。
数日トレードするうちに、あなたもきっとBitMEXの虜になっているはずです。
朝早いから寝ないように
BitMEXでおはじきしてたら原資2倍になった〜BitMEX最高や!!
(これが言いたいだけです←)— うるてぃあ (@ultearrr) 2017年12月27日
ちなみに僕は、ビットコインFXだけでなく通常の為替FXもやってます。
BTCFXで学んだトレード手法は通常のFXでも十分通用しますし、むしろ通常のFXの方が値動きが読みやすい事もあるので、BTCFXと合わせてやっておく事をオススメします。
ドル円の取引とかにも興味ある!!って方は以下の記事もぜひ読んでみて下さいね!









