BitMEXのマーク価格(公正価格)って、いったい何?

シェアする

この記事は、すでにBitMEXのアカウントを作成した人向けの記事です。

まだ、BitMEXに登録してないよ!って人は、以下の記事を参考に、まずはBitMEXに登録しましょう。

それでは、本題に入りましょうか。

日頃BitMEXでトレードをしていると、以下のように価格が3つ表示されていることに気がつくはずです。

皆さんは今まで、これらの3つの価格の違いを意識してトレードしていましたか?

「別に3つの価格とも大差ないし、どうでもいいじゃん」なんて考えていると、ハイレバレッジ(100倍とか)のトレードをした時に、痛い目にあいますよ?

何故ならBitMEXでは、レバレッジを掛けた取引をする時のロスカットの基準が上の画像で言うと、右下の「マーク価格」によって決定されるからです。

このことを知らないと、「真ん中に表示されている価格は、ロスカットされる価格にまだ達していないはずなのに、どうしてロスカットされたんだ!!」と憤りを覚えることになってしまいます。

まだ、BitMEXで取引を初めたばかりだった頃の僕はまさにそうでした(笑)。

皆さんには、僕と同じ失敗を繰り返しては欲しくありません。

そこで、今回はBitMEXの取引板に表示されている価格を1つ1つ詳しく説明していきたいと思います。

BitMEXでの取引を初めたばかりの、初心者の方のお役に立てれば幸いです。

スポンサーリンク

BitMEXの3つの価格を解説

一番大きく表示されてる価格

まずは、一番大きく表示されている真ん中の価格から説明していきましょう。

さすがに、この価格の意味は分かりますよね?

というか分かっていなかったら、「今までどうやってBitMEXで取引してたの?」ってレベルです。

もちろんこれは、ビットコインの(正確にはXBTの)BitMEX内での現在の価格です。

一番、最近の取引が成立した時の価格ですね。

上の画像の場合だと、1XBT=$6509で取引が成立しています。

皆さんもBitMEXで取引をする時は、基本的にはこの価格を参考にして取引していることでしょう。

ちなみに2017年の11月上旬頃までは、この取引価格は$0.1刻みだったのですが、最近のメンテナンスで$0.5刻みになりました。

まあ、取引する時にはあまり関係はありませんけどね。

むしろ$0.5刻みになって、板がスッキリした印象があります。

インデックス価格

左下に表示されている価格がインデックス価格です。

Index PriceはBitMEXではない、外部のBitstampとGDAXという取引所から引っ張ってきた価格を参考にして定められています。

BitstampとGDAXの影響力のウェイトは、基本、半々です。

これは主に、BitMEX内のビットコインの取引価格が外部の取引所と乖離しすぎないようにするために表示されています。

上の画像だと、1XBTあたり$17ほど乖離していますけどね・・・。

これが表示されてなかったら、その乖離はもっと大きくなっていたことでしょう。

マーク価格

下の画像で右下に表示されているのが、BitMEXでの普段の取引の時でもメチャメチャ大事な、マーク価格です。

何度も言うとおり、ロスカットされる時に参照される価格はマーク価格です

つまり「もうすぐロスカットされそうだ、どうしよう・・・」って時に、じっくり眺めなくてはいけないのは真ん中に表示されている価格ではなく、マーク価格の方です。

マーク価格はどのように決まっているのかというと、先ほど紹介したインデックス価格と、資金調達率から計算されます。

マーク価格の計算式は、以下のようになります

資金調達基準率 = 資金調達率 * (資金調達までの期間 / 資金調達間隔)

公正価格(マーク価格) = インデックス価格 * (1 + 資金調達基準率)

別に、この計算式自体を覚える必要は全くありません

というか、僕も覚えてないです。

ただ、「インデックス価格と資金調達率から計算されるんだな~」ってことくらいは意識しておきましょう。

マーク価格は、真ん中に大きく表示されている価格から、大きいときで$30くらいずれます。

何でわざわざ、こんなにややこしい計算式を使ってまでマーク価格を算出して、ロスカットの時に参考にしているかというと、相場が急激に変動した時のロスカットを防ぐためです。

例えば、ビットコインの価格が上のチャートのように推移した場合(いささか、変化を強調して書いていますが・・・)、ビットコインの価格はロスカットのラインを一瞬超えているので、通常だとこのままロスカットされて終了です。

しかし、マーク価格が設定されていることによって一時的に急激に変動したビットコインの価格はロスカットの基準に反映されなくなるので、ロスカットを免れるという訳です。

つまりマーク価格は、無意味なロスカットから私達を守ってくれるものだと理解してくれればOKです。

まとめ

以上、BitMEXで扱われている3種類の価格についてそれぞれ説明してきました。

インデックス価格は、日頃のBitMEXのトレードではあまり重要ではないのでとりあえず真ん中に大きく表示されている価格とマーク価格に注意して、普段は取引をするように心がけて下さい。