仮想通貨の取引所にアカウントを作るうえで、2段階認証は絶対に必要です。
というか、2段階認証を設定していないのは
どうぞハッキングして、私の資産を盗んで下さい
と言っているのも、同然なくらいのことです。
取引所にあずけている資産を盗まれたくない人は、必ず2段階認証を設定しましょう。
今日は、その設定方法を解説したいと思います。
目次 閉じる
2段階認証の設定方法
どこの取引所でも、2段階認証の設定方法はだいたい一緒です。
2段階認証の設定画面を開くと、以下の画像の様にQRコードとバックアップコードが表示されます(バックアップコードはたまに無い取引所もありますが・・・)。
今回は、上図のBitMEXという取引所の場合を例に説明していきます。
まず、バックアップコードが表示されている場合、バックアップコードは大切に保管しておきましょう。
万が一、あなたがいつも使っているスマホを紛失した場合バックアップコードが無いとログインできなくなってしまいます。
次に、スマホ側の準備をしていきます。
iPhoneでもAndroidでも構わないので「Google Authenticator」と言うアプリをインストールしましょう。ここで、先程バックアップコードが表示されていなかった方は、スマホやタブレットなど、複数台の機器にインストールしておくことをおすすめします。
アプリを立ち上げて、指示通りボタンを押していくと「バーコードをスキャンする」もしくは「バーコードを読み取る」と言うボタンが出てくると思うので、それをクリックして下さい。
すると、カメラが起動するので、先程表示されていたQRコードを読み取って下さい。複数の機種で登録する方は、この作業をそれぞれの機種について行いましょう(僕はいつもスマホ1台とタブレット1台を登録しています)。
以上の手順を終えたら、取引所に6桁の数字を打ち込む欄があるので、そこにスマホに表示されている6桁の数字を打ち込み、提出したら、2段階認証の設定は終了です。
慣れれば5分もかかりません。
まとめ
毎回ログインするたびに6桁の数字を打ち込まなければいけないのは、面倒に感じるかもしれませんが、自分の資産を守るためには絶対に必要なことです。
面倒臭がらずに、2段階認証は設定しておきましょう。
また、最近は2段階認証を設定しても資産が盗まれることがあるようです。
ハッキング経緯
盗まれたユーザがフィッシングサイトに引っかかる。
↓
メルアド(gmail)+パスワードが盗まれる
↓
メルアドを簡単に乗っ取られる(ユーザが悪い)
↓
ハッカーが自身のGoogle2段階アプリに反映
↓
ハッカー、Bittrexに余裕でログイン+送金— パルぼう@相互フォロー (@pealbow) 2017年9月29日
せっかく取引所のアカウントに2段階認証を設定しても、メールアドレス自体に2段階認証を設定していない場合、メルアドとそのパスワードがバレると資産を盗むことができてしまうようなので、余裕がある方はメールアドレス自体にも2段階認証を設定しておきましょう。
Gmailなら、比較的簡単に2段階認証を設定できます。